ジープ ラングラー専用、JAOS共同開発の純正パーツ4点が11月1日発売
Stellantisジャパンは2026年10月23日、ジープ「ラングラー アンリミテッド」専用のカスタムパーツ4アイテムを、11月1日(日)に全国のジープ正規ディーラーで発売すると発表しました。JAOS(ジャオス)と初めて共同開発したカスタムパーツです。飛び石や乗り降りの小傷を防ぐ用途のパーツが中心になります。
JAOSと初めて組んだ、4つのカスタムパーツ
JAOSは1985年創業の、4WD・SUV向けパーツメーカーです。今回の4アイテムは、全国のジープ正規ディーラーで販売されます。公式の発表では、全体をブラック基調にまとめ、チッピング調の質感を採り入れたとしています。
ラインアップは次の4つです(価格は後の節で触れます)。
- ボンネットプロテクター:ボンネット前端部を飛び石や小傷から守る。耐久性と耐候性に優れたPVC素材で、ボンネットラインに合わせた専用設計
- マッドガードセット:タイヤが跳ね上げる泥や小石を抑える。ブラックアルマイト仕上げのアルミ製ハンガーベルトプレートを採用
- オーバーフェンダープロテクター:後輪側のオーバーフェンダーを、飛び石や砂利による傷から守る。傷や汚れがつきにくいチッピング調のテクスチャー
- ドアハンドルプロテクター:乗り降りで傷つきやすいドアハンドル周辺を、ひっかき傷や汚れから守る。車両形状に合わせた専用設計
どれも見た目を派手にするものではなく、ボディの傷や汚れを減らす用途のパーツです。オフロードや砂利道を走る人だけでなく、街乗りが中心でも、ボンネット前端やドアハンドルまわりの小傷は気になりやすい場所です。
価格は「公式」と「報道」で数字が違う
ここは注意が必要です。Stellantisジャパンの発表ページの価格表は、「希望小売価格(税込)」の見出しのもとに、次の金額を載せています。
- ボンネットプロテクター:99,000円
- マッドガードセット:60,000円
- オーバーフェンダープロテクター:23,000円
- ドアハンドルプロテクター:14,000円
一方、自動車情報サイトのcar-repoは、同じ4アイテムの税込価格を10万8,900円、6万6,000円、2万5,300円、1万5,400円と伝え、4点すべてで税込21万5,600円(税抜19万6,000円)としています。公式の数字に1.1を掛けると、car-repoの税込価格と一致し、car-repoも、プレスリリースの表記はアクセサリー価格表と異なると注記しています。そのため、税抜の金額が「税込」の見出しで載っている可能性も考えられます。ただし、公式からの訂正などは確認できておらず、どちらが正しいかは分かっていません。
car-repoは、価格に取付工賃や塗装代が含まれず、最終価格はディーラーが決めると伝えています。この点は公式ページには記載がなく、見積もりでの確認が必要です。
どのグレードに付くのか
公式の発表では、ボンネット・オーバーフェンダー・ドアハンドルの3つは、ラングラー アンリミテッドの全グレードが対象です。マッドガードセットだけは、SAHARA/SPORTSグレードのみが対象と書かれています。
car-repoは、マッドガードはRubiconが対象外だと伝えています。公式ページにRubiconの記載はなく、対象がSAHARA/SPORTSと書かれているだけです。限定車などは装着の可否が変わる可能性もあるため、Rubiconや限定車に乗っている人は、販売店で適合を確認してください。
car-repoによれば、セットの内容は、マッドガードが前後4点、オーバーフェンダープロテクターが2枚、ドアハンドルプロテクターが4枚です。取付の目安時間は、ボンネットプロテクターが1.0時間、マッドガードが1.5時間、オーバーフェンダーとドアハンドルが各0.5時間とされています。
装着を検討する際の確認点
- 見積もりは税込の総額で取る:公式と報道で価格の数字が食い違っています。パーツ代のほかに、取付工賃や塗装の費用が別にかかるかも、あわせて確かめます。
- 自分のグレードで付くかを確かめる:マッドガードは対象が限られます。ほかの3つは全グレード対象ですが、年式や仕様による違いは、公式の発表だけでは確認できません。
- 詳しい仕様は、公式の詳細カタログで見る:Stellantisジャパンは、詳細カタログのPDFを公開しています。なお、このPDFの中身は本記事では確認していません。
保証の範囲など、公式の発表ページに記載のない条件は、この記事では扱っていません。
傷を防ぐパーツに、価格表示のずれが残った
今回の4点は、見た目を大きく変えるパーツではなく、日常の使用で付きやすい傷を減らすための装備です。正規ディーラーで車両と同じ窓口に相談できる点は、社外品にはない利点と言えます。一方で、公式発表と報道とで価格の扱いが分かれており、4点の合計では約2万円(19万6,000円と21万5,600円の差)になります。パーツの評価に入る前に、税込の総額と取付費用を見積もりで確かめるのが順序だと考えます。これは筆者の私見です。
参考にした情報
- Stellantisジャパン ニュースリリース「ジープ Wrangler Unlimited 専用 JAOSと共同開発したカスタムパーツを発売」(2026年10月23日)
- car-repo(2026年10月24日)
2026年11月1日時点の情報です。
















