洗車・メンテナンス
投稿日:2023年07月21日更新日:2024年10月24日

失敗しない!素人でも黄ばんだヘッドライトを新品並みに綺麗にする方法&オススメ商品

『ヘッドライトのくすみ・黄ばみ』は長くクルマに乗っていると必ず直面する問題です。

新車の場合、早いと5年程でくすみ始め、10年ぐらいでしっかりと黄ばんでしまうのが一般的とされています。

車を古臭く見せてしまう大きな原因なので、何とかしたいところですよね。

しかし、ヘッドライトの黄ばみやくすみは低コストで比較的簡単に改善することが出来ます。

ちなみに上の写真は、私が前に乗っていたS15シルビアで、DIYでヘッドライトを復活させました(20年以上前の車でもこれだけ綺麗になります)。

というわけで今回は、私の実体験を基に、『失敗しない!黄ばんだヘッドライトを新品並みに綺麗にする方法』とオススメ商品の紹介をしたいと思います。

失敗しない!素人でも黄ばんだヘッドライトを新品並みに綺麗にする方法&手順

黄ばんだヘッドライトをい新品並みに綺麗にする方法を手順に沿って解説していきます。

0. 施工する日を決める

多くの人が屋外で作業することになると思いますが、天気が悪かったり、風が強い日は作業しないでください。

ヘッドライトコーティング剤は硬化する前に雨に濡れると綺麗に仕上がりませんし、風が強い日に作業をすると砂埃で傷になるからです。

1. ヘッドライトの状態を観察する

意外と重要なのがヘッドライトの状態を観察することです。

と言うのも、ヘッドライトがどの程度黄ばんでいるか、くすんでいるかで適切な対応が変わってくるからです。

多少くすんでいる程度であれば、コーティング剤とセットになっているクリーナーを使うだけで十分ですが、上の写真ぐらいの状態だと別途サンドペーパーでの磨き作業が必要になってきます。

ただ、確実に綺麗に仕上げたいのであれば、磨き作業を必須工程にしてしまって良いと思います。

以降の工程は、サンドペーパーでの磨きをする前提で話を進めていきます。

2. マスキングをして塗装を保護する

次にヘッドライトの周りをマスキングします(写真は既に磨いた後ですが…)。

マスキングする理由は、磨き作業で塗装部分にはみ出さないようにするためです。うっかりサンドペーパーで塗装を削ってしまったら、修復は絶望的ですからね…。

また、磨き作業で水を使うので、マスキングテープが剥がれてくる場合があります。その場合は、新しく貼り直しましょう。

マスキングする範囲は広い方がリスクが低くなるので、不安な人は写真よりも幅広に貼っても良いと思います。

といったこともあるので、マスキングテープは余分に持っておいた方が余裕をもって作業出来ますよ。

3. ヘッドライトを研磨する

続いては研磨作業です。ここで仕上がりの70%は決まります。

サンドペーパーを使って磨いていくわけですが、『番手』が重要になってきます。小さな番手ほど目が粗く研磨力が高いです。逆に、大きな番手ほど目が細かく仕上げ向きになります。

先ほどの写真の黄ばみ具合であれば、まずは#1000番ぐらいでしっかり磨きます(左右合わせて30分ぐらいしっかり磨くのがオススメです。他の番手でも同じ時間をかけて磨きましょう)。

ヘッドライトの表面が削れて白く曇りますが問題ありません。水をかけると透き通って見えるので完成系がイメージしやすいです。

#1000番で黄ばみが消えた場合

この時点で黄ばみが消えていれば、今度は#2000番でしっかり磨いて研磨作業は完了です。

#1000番で黄ばみが残っている場合

黄ばみが残っていれば、#600番で磨いていきます。それよりも低い番手はヘッドライト磨きで使うことはまず無いと思います(小さい番手は研磨力が高い一方、研磨で出来た傷を消すのがメチャクチャ大変なんですよね…)。

#600番で磨いた後は、1000番、2000番という順番で、小さい番手で出来た磨き傷を消すように段階的に目を細かくして仕上げていきます。

この時点では全体が白く濁った状態ですが問題ありません。水をかけて仕上がり具合を確認しましょう(この時点で目立つ傷がある場合は1000番、2000番で磨き直してください)。

・・・

ちなみに、サンドペーパーは以下の商品がオススメです。様々な番手が3枚ずつ入っているので便利ですしコスパも良いですよ。

また、磨きに時間がかかる場合は、軍手などで手を保護した方が良いです。じっくり磨くと2~3時間かかるので摩擦で手が荒れます。

4. ヘッドライトコーティング剤を塗り込む

最後にコーティング剤を塗り込みます。

施工方法はコーティング剤によって異なる為、説明書に従ってください

施工した部分が白く濁った状態から透明に変わります。これが気持ち良いんですよね!

施工が終わったら、しばらく乾燥させて完成です。

おすすめのコーティング剤はこれだ!『CCI スマートシャイン ヘッドライトコートNEO』

今回使用したヘッドライトコーティング剤は『CCI スマートシャイン ヘッドライトコートNEO』という商品で、これまでいくつかのヘッドライトコーティング剤を使ってきましたが一押しですね。

『CCI スマートシャイン ヘッドライトコートNEO』をオススメする理由

CCI スマートシャイン ヘッドライトコートNEOをオススメする理由は下記の通りです。

  • 耐久性2年という長寿命
  • コスパが良い
  • 乾燥時間が30分で良い
  • 施工方法が明確で失敗のリスクが少ない

まず、耐久性。一般的に6カ月、1年という商品が多い中、2年間という長寿命を誇ります。

もちろん、丸々2年間100%のパフォーマンスを発揮するわけではありませんが、1年経っても劣化を感じることも無かったので、他の商品より耐久性に優れているのは間違いなさそうです。

また、耐久性2年で1,500円程なので、年換算だと750円程ということになります。このコスパの良さは類を見ないと思います。

乾燥時間の短さもなかなかのメリットですね。商品によっては1日以上乾燥させないといけないので、梅雨の時期なんかはまともに作業出来ないですからね。それが経ったの30分で済むのはかなり重宝します。

個人的にこの商品が一番優れていると思ったのが、施工方法が明確で失敗のリスクが少ないということです。

具体的に言うと、本商品は施工する分量がきちんと記載されているんですよね(分量が書いてない商品は割と多いです)。

「分量ぐらい別に書いてなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、ヘッドライトコーティング剤は分量を誤ったり、施工方法を間違えるとすぐにムラになってしまうんですよね。

ヘッドライトコーティング剤は硬化するので、施工に失敗するとリカバリーするのが結構大変なんです。だから、分量や施工方法が明確なのはすごく助かります

というわけで今回は、『失敗しない!黄ばんだヘッドライトを新品並みに綺麗にする方法』と『おすすめ商品のコーティング剤』を紹介しました。

ヘッドライトで車の印象は大きく変わるので、ぜひあなたもチャレンジしてみてください!

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