「クルマの洗車傷を研磨して消したいけど、騒音による近所迷惑が心配でポリッシャーが使えない…」という人は多いかと思います。
そんな人に『BATOCA S3 コードレスポリッシャー』はかなりオススメです。
今回、BATOCA S3を使って1年ほど経過したので、レビューしていきたいと思います。
この記事の目次
BATOCA S3がアパート・マンション住まいの人に最良の選択肢である理由
早速レビューをしていきますが、まずはBATOCA S3の特徴について話していきます。
BATOCA S3の特徴とは?
BATOCA S3はコードレスタイプのダブルアクションポリッシャーで、軽量で初心者にも扱いやすく、高い静音性で騒音問題を回避出来るという特徴があります。
実際に使ってみて、特に静音性の高さは賃貸アパート住まいの私としては、近隣の迷惑を気にする事無く作業出来たので非常に助かりましたね。
バッテリー駆動なので屋外でも使えますし、中速回転であれば30~40分ほどは連続使用出来ます。バッテリーは2個付属しているので、『片方を使っている時はもう片方は充電する』というローテーションが出来るので不便さは無いです。
もちろん、有線タイプのものに比べればパワー・トルクは劣りますし、高速回転だとバッテリー消耗も激しいので用途は限定されますが、『DIYでじっくりと研磨する』という用途なら全然普通に使えます。コンパウンドやバフを使い分ければプロ並み仕上がりも可能です。
ちなみに、BATOCAは中国メーカーのポリッシャーですが、キチンと公式サイトが用意されていたり、色んなYoutuberがレビューしていたりとブランディングにも力を入れている感じです。そこらの怪しい中国製品とは違って、悪くない品質だと思いました。
BATOCA S3のメリット
続いて、BATOCA S3のメリットをまとめていきます。
- 近所迷惑の心配が無い静音性能(中速回転で使った場合)
- コードレスタイプで扱いやすく、場所を選ばない
- DIYでじっくり研磨するなら実用範囲内の性能
- 価格は1万円前後とかなり安い
- 中国メーカーだがブランディングに力を入れていて一定の信頼がある
- ダブルアクションポリッシャーなので初心者でも失敗のリスクが低い
- バッテリーが2個付属しているので、ローテーションを組んで連続使用出来る
- 付属品が多く、このセットだけで研磨を始められる(上の写真参照)
とにかく騒音トラブルが心配な人、ケーブルを引けない環境の人はマストバイですね。
ケーブルを引ける環境であれば、初心者向けで安価でありつつも性能が高い、『リョービ(京セラ)RSE-1250』や『ボッシュGEX 125-1 AE』などが選択肢に入ってきますが、有線タイプはどうしても騒音がネックになるんですよね。
私は「有線タイプの中では静音性に優れる」と言われる『ボッシュGEX 125-1 AE』も所有していますが、やはりアパート・マンション住まいだと結構厳しい作動音だと思います。最低速度に設定してもBATOCA S3の最高速度設定より作動音大きいですからね…。
ということもあって、我が家ではBATOCA S3を愛用しています。
BATOCA S3のデメリット
続いてBATOCA S3のデメリットを紹介します。
- バフのサイズが6インチ(150mm)なので細かい部分を研磨しにくい
- 最大速度に設定するとバッテリー消耗が激しい
- 圧力をかけるような磨き方には不向き
BATOCA S3では6インチのバフを採用しているのですが、どうしても細かい場所が磨きにくいんですよね。そもそも、6インチの大きさがあってもキチンと磨けるのは中心部分だけなので、大きくするメリットがあまり無いのです。
また、最高速度設定にするとバッテリー消耗が著しいですし、有線タイプよりトルクが劣るため圧力をかけるような磨き方には適しません。
アパート・マンションで愛車を研磨し、美しく保ちたいならBATOCA S3は最適なツール
というわけでBATOCA S3のレビューでした。
BATOCA S3はプロ向けのポリッシャーのように高い作業スピードは望めませんが、その代わり静音性の高さ、取り回しの良さ、失敗の少なさに特化したポリッシャーになっているので、DIYユースだったり、アパートやマンションなど騒音に気を使う環境ではかなり良い商品だと思います。