ドクロのパッケージが特徴的なブランド、『Voodooride』のコーティング剤『シーラント』を使用して、もうすぐ1年が経つので感想を書きたいと思います。
この記事の目次
Voodoorideシーラントを1年間使ってみた感想
この写真は最近撮影したものですが、なかなか良い感じに艶感があり、深みがある黒だと思いませんか?
まだ納車から1年ですが、結構綺麗に保てている方だと自負しています。
ちなみに、私の駐車環境は青空駐車で雨風に曝されっぱなし、更に自宅に洗車環境も無いので『水無し洗車』が基本です。
という事もあり、一般的な保管環境よりもコンディションが悪いとは思うんですが、それでもこの艶感を維持出来ています。目立つ洗車傷もほとんどありません。
これは『Voodooride シーラント』の効果が活きているおかげだと感じています。
Voodooride シーラントを施工すると、製品に含まれるナノ化した低分子シランが、細かな傷を埋め、摩擦抵抗を下げることにより傷が付き難くなるそうですが、その効果が十分に発揮されていると感じました。
施工性についてはスプレータイプでサラっとしているので良く伸びるのですが、私の愛車が黒系塗装ということもあってか、ムラは残りやすいかも知れません(しっかり乾拭きで仕上げる必要があります)。
価格は高めではあるものの、持続期間は長め(公式によると6~12カ月持続)なので、コスパは悪くないと思います。私は月2~3回のペースで洗車し、3カ月おきに施工していますが、それだと1年間ぐらい使える感じです。普通に良い商品だと思います。
車の大辞典cacacaがVoodoorideシーラントの効果を検証
Voodoorideシーラントの具体的な効果は、Youtubeチャンネル『車の大辞典cacaca(しのぴー)』さんが以下の動画で検証しています。
検証内容をいくつかピックアップしたいと思います。
Voodoorideシーラントは疎水系
Voodoorideシーラントは流行りの撥水コーティングではなく、疎水コーティングになります。
疎水とは撥水のように水を弾くのではなく、水がまとまって流れるような特徴があります。
上の写真の左側がVoodoorideシーラントの施工後ですが、まとまって水が流れたので水滴がほとんど残っていません。
疎水には水が乾きやすい夏場でも水シミになり難いというメリットがあります。
塗り込むだけで深みのある色に
Voodoorideシーラントには艶感のある深みのある色に仕上げる効果がありますが、上の写真を見てもらうと分かるように、施工した左側の部分の色が明らかに違いますよね。
白系のカラーであればそこまで重視しなくても良いかも知れませんが、黒系はこの効果はかなり重宝するかと思います。
黒系って塗装に小傷が増えたり、水シミで汚れてくると白っぽく見えて格好悪いんです。これが、バシっと黒く引き締まるのでかなり印象良くなるんでよね。
傷消し効果も抜群!
傷消し効果もしっかり確認出来ますね。
中央部分で境界がクッキリ出ていますが、未施工の右側は細かい洗車傷が見えるのに対し、施工してある左側はほとんど傷が分からなくなっています。
傷が見え難くなったことで乱反射が抑えられ、塗装本来のカラーが浮き出ていることが分かるかと思います。
動画ではこの他にも、施工前後の傷の付きやすさの比較などもしているので、詳しく知りたい人はぜひご覧ください。
ぬぬふぁくとりーもVoodooride シーラントの効果を絶賛
洗車系Youtubeチャンネル『ぬぬふぁくとりー』さんも、Voodooride シーラントを以下の動画で絶賛していますので紹介します。
まず、以下の写真をご覧ください。
左側が未施工、右側がVoodooride シルク + シーラントを施工した塗装面です(シルクは下地処理剤)。
色に深みが出て、塗装本来の黒が浮かび上がっているだけでなく、洗車傷もほとんど目立たなくなっているのが分かりますよね。
ぬぬさん的には「シルクよりもシーラントの効果がスゴイ」と絶賛していました。
Voodooride シーラントのメリット・デメリットまとめ
Voodooride シーラントのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
深みのある艶感
ナノ化した低分子シランが塗装面に定着し、平滑性を向上させ磨き傷を目立ちにくくし、深い艶感のある鏡面仕上げが可能です。
スクラッチ傷の軽減
ナノ粒子化されたシランハイブリットポリマーにより、施工面の摩擦係数が低下し、磨き傷の軽減が期待できます。
UVカットによる劣化防止
高い紫外線カット性能を持つVoodoorideシーラントは施工面の劣化を遅らせます。これにより、ボディだけでなく、ヘッドライトレンズ、FRP、ウェットカーボンなどを保護出来ます。
様々な箇所に使用可能
Voodoorideシーラントは多くの素材に使用できます。ウレタン塗装面、アクリル塗装面、アルマイト処理面、クロームメッキ面、コーティング処理面、プラスチック製品、ガラス、金属製品、カーボン製品などに使用可能です。
デメリット
内装、エンジンルームには使えない
Voodoorideシーラントは内装、エンジンルームには使用できません。
具体的にどの材質がNGなのかは分かりませんでしたが、これらの箇所には使用しない方が無難でしょう。
濃色車はムラが出来やすい
深みのある艶がでるので黒系の塗装と相性が良いものの、同時にムラになりやすいという欠点もあります。乾拭きでの仕上げが必須です。
まとめ
Voodoorideシーラントは疎水系コーティング剤の定番とも言える商品です。
今回、1年間使用してみましたが、個人的には普通に良い商品だと思いました。特に、黒系塗装の車に乗ってる人は深みのある艶を出せるのでオススメです。
同じVoodoorideのシルクが下地剤として相性が良いので(同じ疎水系のため)、シーラントを使う際は合わせて利用するのがオススメですよ。