運転技術
投稿日:2024年01月10日更新日:2024年10月24日

【攻略方法】マツダi-DM 5thステージに到達したのでコツをまとめます【MAZDA3 6MT】

先日、『i-DM』で5thステージに到達したので、今回はその方法を解説していきたいと思います(MAZDA3 6MTの場合の解説です)。

マツダ車に搭載されている『i-DM』とは?

i-DMとは2011年6月発売のデミオ以降、主要な車種に搭載されている運転評価システムです。

発進、停止、加速、減速、ハンドル操作、シフトチェンジ(MT車の場合)の操作技術を採点してくれるので、楽しみながら運転技術の向上が出来る優れものです。

また、i-DMは自己満足の世界に留まらず、同乗者が酔いにくい運転が出来るようになるので、積極的に活用するのが個人的にオススメです。

i-DMは1stステージから5thステージまで段階があって、優れた成績を残すとランクアップしていきます。これがゲーム感覚で実に楽しいんですよね。

ランクアップ条件

ステージをランクアップする条件は、そのステージで平均スコアを5回連続で4.8以上取ることです。

あくまで『今回のスコア』ではなく『平均スコア』なので、まずは高得点を連発して平均スコアを底上げする必要があるわけです。平均スコアが4.8に達したら、そこからスコアを落とさないように5回連続キープするという事です。

ちなみに上の写真の『走行結果』画面は、私が乗ってるMAZDA3ではデフォルトだと表示されませんでした。表示するにはマツダコネクトの設定画面から『エンディング表示』をONにする必要があります。

4thステージ、5thステージの解放方法

また、i-DMは初期設定では3rdステージまでしかありません。4thステージと5thステージを解放するには設定が必要です。

ディーラーでお願いすれば設定してくれると思いますが、自分で行うことも可能です。

MAZDA3の場合は以下の手順で解放できます(こちらのサイトから引用しました)。

①電源ボタンを2回押す(エンジンはかけない)

②液晶に速度メーターが表示されたらステアリング左の「INFO」ボタンをゆっくり10回押す
(液晶が切り替わる速度でいいです)

③成功すると画像のように「Stage〇」と表示されるのですぐにメーターフード右の照明ボタンのマイナス側を3秒ほど押す。

何もしないでおくと表示が戻ってしまうのでマイナスボタンはすぐに押した方がいいです。

あとは電源をオフにして完了。

ちなみに、4thステージ、5thステージは極端に評価が厳しくなるので、腕試しと思って挑んだ方が良いと思います。

i-DM攻略方法。5thステージに到達するコツ

i-DM 5thステージに到達するコツをいくつかの項目に分けて解説していきます。

最適な時間帯・場所

高得点を得るには走りやすい時間帯・場所を選ぶことが大切です。

いつ・どこでも完璧な運転が出来るのが理想ですが、あくまで機械的な採点なので、どうしても不向きな状況があるんですよね。

時間帯は交通量の少ない時間帯がベストです。渋滞する時間帯は避けるのが良いでしょう。また、住宅街の路地(生活道路)も避けると良いです。

いずれも自分のペースで走るのが難しい状況なので、ハイスコアを目指すのが難しくなります。

周囲の状況確認

周囲の状況確認をすることはハイスコアに繋がります。

ポイントは以下の2点になります。

  • 車間距離を広く取る
  • 先の状況を確認して早めに対応する

車間距離を広く取ることで運転に余裕が生まれます。周囲の状況の変化に対応しやすくなるわけです。また、先の状況を確認して早めに対応することも余裕に繋がります。

また、適正速度で走ることも余裕を生みます。

余裕が生まれるということは、『自分のペースで運転がしやすくなる』という事です。周りの状況に左右されなくなり、自分の運転に集中出来るので、おのずとハイスコアに繋がるということです。

加点されやすいスムーズな走り方

発進・加速時

発進・加速時は意識せずとも加点されやすいと思います。

踏み始めを優しく、グラデーションをイメージしてだんだんアクセルを開けていく感じです。グラフにすると直線ではなく曲線になります。

あまりのんびり加速してると減点対象になるのでメリハリが大事です。

マニュアル車の場合は、シフトアップ毎にグラデーションでメリハリを付けるイメージですね。

停止・減速時

停止・減速時もグラデーションを意識することが重要ですが、発進・加速時よりも難易度が高いです。

というものの、減速は慣れないと何度かブレーキを踏み直してしまい、不規則な動きになりやすいんですよね。

なので、極力ブレーキの踏み直しはせず、1回のブレーキで止まるよう心がけましょう。停止直前はブレーキを抜いて滑らか停止するようにします。

また、速度調整はフットブレーキではなく、エンジンブレーキを活用するようにすると加点されやすい印象です。

マニュアル車の場合は、あまり細かくシフトダウンしない方が良いです。

例えば、6速で時速60キロで走ってる場合は、

  • 6速→4速または3速にシフトダウンし、エンジンブレーキで時速40~50キロぐらいまで落とす
  • 2速にシフトダウンしてエンジンブレーキとフットブレーキで停止する

といった感じで飛ばしシフトをする方が加点されやすいです。1段ずつシフトダウンすると、細かい姿勢変化が繰り返されるので減点されやすいのです。

ハンドル操作

ハンドル操作もグラデーションをイメージして、切り始めを優しくして徐々に速めていくようにしましょう。

ワインディングでは加点されやすいのですが、交差点の右左折は難易度高めな印象です。

交差点の右左折で加点されやすくするには、しっかり減速してからハンドルを切り始め、曲がり終えるまで加速しない事です。ハンドルを切っている間は加減速は最小限に留めることが大切です。

マニュアル車ならではの操作

マニュアル車の場合、クラッチの繋ぎ方もスコアに影響します。シフトショックが大きいと減点されます。

頻繁なシフト操作もクルマの挙動に影響するので避けましょう。

減速時はブリッピング(シフトダウンする際に適量アクセルを煽る)でシフトショックを消すと加点されやすい印象があります。

例えば、6速で時速50キロ出している時に、2速にシフトダウンするとガクっとシフトショックが発生しますが、ブリッピングすることでスムーズにシフトダウン出来るのです。

ブリッピングは教習所では習わない技術ですが、出来るようになるとより運転が楽しくなるので、ぜひ試してみてください。

マツダ車オーナーはi-DMで楽しみながら運転技術を高めよう

といった感じで、i-DMで5thステージに到達するコツを解説しましたが、まだ試していない人は是非やってみてください。自分の運転技術が評価されるのは楽しいですよ。

また、助手席や後席に人を乗せることが多い人も、『同乗者を酔わせない運転技術』を身につける為にもオススメです!

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